ファイアーエムブレム風花雪月 感想
タチバナです。
ファイアーエムブレムシリーズの最新作、風花雪月をプレイしました。
大陸を分ける3つの国家、その中央に位置する士官学校。
教会の権力の庇護の下、三国の優秀な学生が一堂に会する学び舎で、なんやかんやで主人公はそこの教師になります。
三国のうちひとつのクラスの担任となり、生徒と親交を深めていくのですが、なんやかんや学校が崩壊。
三国の関係は悪化し、自分が育てた生徒とは敵として戦場で再会したりしつつ、自分の選んだ国(クラス)の生徒達と戦い抜く物語です。
中世風の世界観や宗教、文化、身分の違いによる争いの歴史など、物語のベースの作りがしっかりしていてストーリーへの没入感が抜群でした。
それぞれのクラスのエンディングでは、真相の一部しかわからないのでキッチリ3周しました。
それぐらいどっぷりハマれる面白さでした。
ゲームシステムは従来のファイアーエムブレムシリーズと大きな変化はなく、それでいて兵団等の新しい要素も取り入れられていて安心感7:新鮮味3ぐらいのほどよいバランスで楽しめました。
ただ、難易度自体は少し低く、ハードモードで従来のノーマルモードと同等ぐらいかな?と思えました。
2周目以降はハードモードでプレイしましたが1周目の終盤は味方が強くなりすぎ、少し緊張感に欠けてしまいました。
また、従来のシリーズのように戦闘が連続して続く訳ではなく、戦闘と戦闘の間に探索パートが入ります。
このパートでユニットを強化したり、生徒と親交を深めたりするのですが、このパートがなかなかのボリュームです。
このパートが今作のとてつもない没入感に繋がっているのは間違いありませんが、サクサク話を進めたい人にとっては不満が残るかもしれません。
一応スキップは出来るのですが、物語の進行度合でセリフが変わったりと、探索パートの完成度が高すぎて飛ばすのももったいなく感じてしまいます。
などと言っていますが個人的な評価としてはオススメ度10点満点です。少し時間が空いたら縛りプレイなんかにも挑戦してみたいです。